パソコンの都市伝説-スマホ編


パソコンの都市伝説、いよいよ今回はスマホ&タブレット編です。
楽天へのスマホ経由の流入率が40%を超えたのは、ちょっと前の話です。
今や調べ物だけでなく、モノを買ったり、申し込んだりするのも、全てスマホで行う人が多くなっています。大学生の中には、部屋にPCがない人も普通になってきているそうです。
そんなスマホやタブレットのあれこれについて、引き続き日経パソコン2014年2月24日号よりご紹介します。
【スマホ&タブレット編】
知らないと戸惑う通信のノウハウ
◆タブレットのOSはどれを選んでも同じ?
→慎重に選ぶべき。個人で使うならiOSかAndroid、業務で使うならWindowsが第一候補
 
ここ数年、人気を集めているタブレット。パソコンに比べると選択の幅が広く、特に搭載するOSによって使い勝手は大きく変わる。
 
スマートフォンを使っているなら、AndroidやiOS (iPad)が選択肢として有力になる。同じOSであれば、スマートフォンでの知識が生きて、その延長線上でタブレットも操作できる。アプリが豊富な点も見逃せない。アプリの種類が多いほど活用範囲は広がるからだ。iPadはアクセサリー類が充実しており、機能拡張やドレスアップでの選択肢も多い。
 
Windowsタブレットはややかさばるが、Windowsを使いこなしているユーザーならパソコンと同じように操作できる。最新モデルの多くは、Office ソフトを搭載しているので、仕事と趣味の両方で使える。
◆Bluetoothデザリングは本当に省電力?
→Bluetoothなら無線LANでつなぐより消費電力は小さい
 
スマートフォンを無線LANルーターと同じように使えるテザリング。通信回線を持たないパソコンやタブレットでも、子機として接続することで、どこでもインターネットを利用できるようになる。
 
テザリングでは、親機と子機を無線LANでつなぐのが一般的だ。無線LANは対応機器が多い半面、消費電力が大きいので、長時間使用するとバッテリー切れになりやすい。
 
iPhoneなど一部の機種は、無線LANに加え、Bluetoothのテザリングにも対応している。Bluetoothは省電力性を重視した無線規格であり、無線LANよりバッテリー消費が少ない。
 
本誌が試したところ、Bluetoothのテザリングは、無線LANのテザリングに比べて、親機で2ポイント、子機で5ポイント、バッテリー消費が少なかった。選べるなら、Bluetoothテザリングがお薦めだ。
◆USBの充電器は使い回してOK?
→充電時間が長くかかる、または全く充電できない恐れがある
 
ここ数年、スマートフォンやタブレットなど、USBケーブルで充電する機器が増えている。充電器がACアダプターとUSBケーブルで分離するものが多い。iIPhone/iPad以外は、本体側の接続端子がMicro-USB。端子形状が同じなら、充電器を複数の機器で使い回せるように思える。しかし、いざ試してみると充電ができない、あるいは充電時間が長くなるなど、充電器周りのトラブルは意外に多い。
 
その原因の一つが、ACアダプターの電流値。製品ごとに出力が違うのだ。例えばAndroidスマートフォンはモデルによって1Aだったり、2Aだったりする。一方、標準的なパソコンの場合、USB端子の出力値はUSB 3.0で0.9A、USB 2.0で0.5A。高電流で充電する必要のある機器をパソコンのUSB端子につないでも、電流不足で正しく充電できないことが多い。
 
ケーブルの仕様もトラブルの要因になる。Anddroid用のケーブルの場合、ケーブル中に信号線と電力線がある「充電・通信用」、電力線のみの「充電用」、電力線のみで信号線をショートしてある「急速充電用」がある。Android端末の多くは、接続先をUSBの信号線で判別する。具体的には、信号線がショートされているとACアダプター、それ以外はUSB機器と認識する。そのため、高出力の充電が必要な機器に普通の充電用ケーブルは使えない。付属のケーブルは急速充電用になっているはずだ。接続状況は、Androidの「端末情報」画面で確認できる。
 
iPhoneやiPadは、アップル製品対応ではないACアダプタを使うと充電できないことがある。アップル製のACアダプターはUSBの信号線に一定の電圧をかけることで、充電を実行する仕組みだからだ。
◆スマホを紛失しても画面ロックがあれば安全?
→一応の効果はあるが、大事なデータや個人情報が漏れる可能性はある
 
スマートフォンには、他人の不正利用を防ぐための「画面ロック」機能がある。いったん待ち受け画面に移ると、ユーザー認証を通らない限り、特定の機能以外は操作できないという仕組みだ。
 
ただし過信は禁物。例えば、画面ロックの方法として一般的な暗証番号認証は、4桁の数字だけなので安全性が低い。Androidには、画面上にある9つのドットをなぞる順序(パターン)で認証する方法もあるが、「Z」や「L」など単純なパターンは推測されやすい。パターン認証を使うなら自分が忘れない程度に複雑な順序に設定しておこう。
なお、液晶ガラスやフィルターの種類によっては、指紋が付着しやすい。悪意を持った第三者が、指紋の付着具合から暗証番号を推測して不正利用した例もある。画面の汚れにも注意しておこう。
一方、画面ロックを強固にしても、取り外しできるメモリーカードは守りようがない。つまり、ここに保存したデータは抜き取られてしまうリスクが特に高い。
第三者がSIMカードを抜き取って別のスマートフォンに挿して使ったり、逆に格安SIMなどでスマートフォン本体を不正利用したりする恐れもある。いずれにせよ、紛失や盗難に気付いたら、即座に携帯電話会社に連絡すること。SIMカードだけでなく、スマートフォン本体も固有番号を判別して通信をロックできるので不正利用は防げる。
紛失や盗難に備え、Androidスマ-トフォンやiPhoneが搭載するセキュリティ機能を設定しておこう。遠隔地からスマートフォンの所在を調べたりデータを消去したりできる。
◆スマホにセキュリティアプリは不要?
→iPhone向けはほとんどなく、必要性も低い。Androidスマートフォンなら導入するメリットはある
 
スマートフォン向けOSであるAndroidやiOSは、ウイルス感染などを防ぐために、各アプリを仮想マシンという隔離した環境で実行する。アクセス権限のないアプリは、システムの機能や個人情報などにアクセスすることはできない。
 
しかし、Androidスマートフォンで多数のマルウエアが発見されているのも事実。その大半は、アプリ経由で侵入したものだ。実は、Androidでは、アプリが要求するアクセス権を、OSではなくユーザーが与える。「そんな要求は覚えがない」と思われるかもしれない。アプリをインストールすると同意を要求されることがあるが、これがアクセス権の承認手続きなのだ。同意すると、そのアプリはアクセス権を得る。どのアプリでも要求内容が似ているので、つい読み飛ばしてしまいがちだろう。しっかり確認しているユーザーであっても、アクセス要求の中身だけで悪質なアプリを見極めるのは難しい。
 
Android向けセキュリティ対策アプリの大半は、アプリのインストール時にマルウエアの有無を調べる機能を持っている。検出できるのは、既知のマルウェアだけだが、悪質アプリの判断をある程度委ねられるのはメリットだ。一方、iOSの場合、セキュリティ対策アプリはほとんど存在しない。アップルは、アプリの公開前に厳格な審査を行うことで、マルウエアなどの混入を防ぐ方針を採っている。
◆非公式アプリサイトは使ってよい?
→公式サイトに比べて信頼性に乏しい傾向がある。判断がつかないなら避けた方がよい
 
スマートフォンやタブレットのアプリは、OSの開発元や機器本体の販売元が運営する公式のアプリ配信サイトで入手するのが一般的だ。「App Store」「Google Play」「dマーケット」などがある。公式サイトでは、アプリに対し内容の適切さや安全性などを審査した上で公開するので、信頼性は高い。
 
Android向けには、公式サイトとは別に、独自の機構でアプリを配信する非公式サイトもある。公式サイトではアプリが端末に自動インストールされるが、非公式サイトの多くはプログラムをダウンロードして手動で組み込む必要がある。非公式サイトの中には、無審査のアプリを公開するサイトもある。大手の公式サイト以外は利用を避けた方がよい。
◆スマホの通信料を滞納すると住宅ローンが組めなくなる?
→通信料金や端末代金の滞納は情報機関に登録される場合がある
スマートフォンの販売では、本体価格を2年間の分割払いにして、その期間の通信料を割り引くことで、実質的に本体分を無料とする方法が用いられている。見落としがちなのは、端末の分割払いはローン契約に当たるということ。「月々の請求額では通信料のみであると勘違いし、端末代金が請求されていることを認識していない人がいる」(内閣府)。支払いが滞ると信用情報機関に情報が登録され、クレジットカードを作れなくなったり、ローンを組めなくなったりする恐れがある。
◆格安SIMに差し替えると安上がり?
→料金は安いが、通信速度やデータ量、サービスなどで制約が多い
 
特定の通信事業者にひも付いていないSIMロックフリーの端末が増えつつある。こうした端末向けに、SIMカードのみを提供する低価格データ通信サービスがいわゆる「格安SIM」だ。NTTドコモの端末でも使える。格安SIMは、データ通信量や速度を制限することで料金を抑えている。月額1000円以下の定額サービスだと、通倡速度は100k~200kbps程度。LTE並みに高速なサービスもあるが通信量に上限があり、超過すると通信速度が下がるものが大半だ。
 
利用するサービスも限定されることがある。音声通話やSMSは、サービスによっては使えるが、携帯メールは使えない。電子マネーなどのおサイフケータイにも非対応だ。
 
こうした制約があるものの、月額1000円前後という料金は魅力。2台持ちのサブ機や、データ通信専用のタブレットなどで使うのに最適だ。
◆スマホ標準の音声通話はもう不要?
→通常の音声通話よりも安くなるサービスは多いが、一部例外も
 
最近はLTE対応のスマートフォンが主流だが、音声通話は30秒につき21円。基本料金に無料通話分が含まれないなど、割高感がある。そこで注目を集めているのが、低価格な音声通話サービス。携帯電話回線網を使う「楽天でんわ」などのほか、IP回線網を使うIP電話、専用アプリでやり取りする無料通話がある。
全般にサービスの品質が高いのが楽天でんわ。通話品質が高く、スマートフォンの本来の電話番号のままの音声通話機能として十分使える。
 
IP電話は、通話料こそ抑えられるものの、通話品質は低い傾向にあり、専用の電話番号を使う必要がある。また、LINEなどの無料通話は、同じアプリのユーザー同士のみになる。
楽天でんわやIP電話といった有料サービスで注意したいのは、家族同士の通話を無料にするなどのサービスがないこと。家族間通話の多い利用者だと、従来より割高になる恐れがある。
◆機種変更して残った古いスマホは使い道が無い?
→無線LANが使えるので、アイデア次第で活用方法はさまざま。売却すれば高値になることも
 
機種変更して、手元に残ったスマートフォン。そのまま机の引き出しに眠らせるのはもったいない。音声通話やデータ通信の契約は、新しいSIMカードに移るが、格安SIM契約を追加すれば従来通りに使える。
 
SIMなしでも用途はある。無線LANは使えるし、アプリ配信サイトも利用できる。例えば、音楽再生アプリと音楽ファイルを入れ、携帯音楽プレーヤーとして使うのも楽しい。iPhoneなら、音楽ファイルをiTunesの[Wi-Fi同期]機能で無線LAN転送できる。
 
実はGPSも使える。「Googleナビ」のようなナビゲーションアプリを入れて、車に搭載すればカーナビになる。 Googleナビはインターネットに接続しないと地図を読み込めないので無線LANでつないだ状態でルートを策定する。つまり地図データのキャッシュだ。ただし、アプリの表示を閉じると、再び経路検索を始めてしまうので外出先では注意しよう。
 
自宅で[Skype]などの無料電話アプリ用として使う方法もある。無線LAN接続のみだが、自宅用であれば問題はない。Skypeのビデオ通話を有効にしておけば、監視カメラにもできる。この状態にしたスマートフォンを「自動応答」に設定しておぎ、出先から呼び出して自宅内の様子を確認するという使い方だ。
 
こうした使い方に興昧がないなら、売り払ってしまう選択肢も考えよう。スマートフォンの中古市場における価値は高い。機種や状態によっては1万円以上の値が付く。買い取り業者のWebサイトをチェックしてみよう。
◆タブレットはキーボードでも操作できる
タブレットはタッチ操作が基本。しかし、大半のタブレットは、キーボードの入力にも対応している。夕ッチ操作だと面倒なURLやフォームの入力も、キーボードが使えれば簡単。スマートフォンも同じだ。
市販のBluetoothキーボードを使える。 iPadはiPad向けのキーボードが使いやすいが、Windouws向けのキーボードも利用可能。いくつかのキーで名前や配列が若干異なる。
 
Windowsパソコンに慣れたユーザーならAndroidタブレットは操作しやすい。アプリ切り替え([Alt]+[Tab]キー)や画面キャプチャー([PrintScreen]キー)など、パソコンで定番のショートカットキーがほぼそのまま使える。ただし機種によっては使えないこともある。
 
iPadはショートカットキーで操作できる範囲は少ない。「VoiceOver」と呼ぶ、視覚障害者向けの機能を有効にすると、さまざまな操作をショートカットキーで代行できるようになる。Androidと比べると、入力方法は少々ユニークだ。 Windowsのタスク切り替えに相当するアプリスイッチャーを表示させるには[Ctrl]+[Alt]キーを押しながら[H]キーを連打する。VoiceOver利用時は夕ッチ操作方法が変わるので、戸惑いやすい。ホームボタンのトリプルクリックで機能を切り替えるようにし、必要に応じて使い分けよう。項目の選択時に音声で読み上げられるが、これを停止するには[Ctrl]+[Alt]+「S」キーを押す。

 

モバイル通信業界の案件情報は下記をご覧下さい
こちらから!
まずはエントリーを!!という方は下記よりお願い致します
皆様からのご応募お待ちしております!!
→エントリーはこちらから!

このエントリーをはてなブックマークに追加