建設用語 さ行

◆ゼネコン
総合建設会社のことをゼネコンといいます。(General Contructor=ゼネコン)設計部門・施工部門・研究部門のこの3つを抱えていて、且つ、建築、土木、設備の一式で発注者から直接元請け(※1)として、工事全体を取り纏めることが出来る建設会社のことをいいます。建設会社のことを施工業者、または施工会社ともいう。因みに、ゼネコンという言葉は世界では通用せず、日本独特な建設業界の中でしか通用しない和製英語として理解した方がよろしいです。
◆サブコン
元請け施工会社から工事の一部を請け負う施工会社のことをいいます。ゼネコンは工事全体を一式で請け負いますが、全ての工事を自前では出来ません。例えば、エアコンなどの空調工事、トイレ・キッチン・お風呂などの水廻りの給排水衛生工事、照明などの電気工事は専門の工事会社に任せます。その会社のことをサブコンといいます。(Subcontructor)エレベーター、エスカレーターなどの設置工事会社は、業界では特にサブコンとは呼ばす、そのままでメーカーといいます。(東芝エレベーター、三菱エレベーター、日立エレベーター等々)
※サブコンの代表的な会社
空調・給排水衛生工事 → 三機工業、高砂熱学工業、新日本空調、新菱冷熱工業、大気社
電気工事 → 関電工、きんでん、東光電気、トーエネック、九電工
◆スーパーゼネコン
ゼネコンの中でも、売上高1兆円/年を超える売上上位5社のことをスーパーゼネコンと言います。(大手ゼネコン)一般的に、清水建設、鹿島建設、大成建設、大林組、竹中工務店のこの5社を指します。その次に準大手ゼネコン、中堅ゼネコンと続きます。
準大手ゼネコン → 戸田建設、長谷工、前田建設工業、三井住友建設、西松建設、東急建設、熊谷組、鴻池組・・
中堅ゼネコン  → 鉄建建設、東亜建設工業、東鉄工業、飛島建設、北野建設、錢高組、淺沼組・・
◆施工管理 ~セコウカンリ~
建設会社の仕事になります。設計事務所が描いた設計図を基に現場の安全・品質・進捗状況を管理する、いわゆる現場監督の仕事になります。ここでいう監督は実際には管督という文字に置き換えて考えると分かり易いでしょう。しかし、一般的に建設会社の施工管理者のことを監督という文字を使います。では、設計事務所の監理の方を何というかと言いますと事実上、管理監督者と言いますが、しかし、一般的には設計事務所の方を設計監理の方と言います。或いは、設計事務所の先生と言います。
◆施工監理 ~セコウカンリ~
設計事務所の仕事になります。建物が法律上設計図通り工事が行われているか、監督する仕事です一般的に設計監理と言います。
◆設備 ~セツビ~
建物を造る上で、必要とされる[空気と水]に関する設備のことをいいます。
空気(空調) = エアコン、換気扇
水(給排水) = 水道、トイレ、キッチン、お風呂、雨排水、消火栓
◆積算 ~セキサン~
建築物の工程ごとに、必要な材料などを拾い出して、単価を掛けて計算することです。工事を施工するのに必要な金額(工事費)を算出する行為のことを言います。これを積み重ねたものが積算原価です。誰かに「積算して」と言われれば「工事費を算出して」ということになります。
◆全天空照度 ~ゼンテンクウショド~
全天空の全空光による照度で直射日光の照度を除いたもの。周囲に障害物のない屋外における水平面照度をいいます。
◆層間変形角 ~ソウカンヘンケイカク~
地震時に横揺れに対する建築物の揺れ幅のこと。建築基準法に基づき、地震が起きて建築物にダメージが生じますが、このダメージを抑えるよう丈夫に設計しようとするのが、層間変形角の考え方となります。層間変形が大きくなると、住宅に大きなダメージを与えるということになり、建物構造種別によって基準法上、守らなければならない制限数値は決まっています。
◆せん断力 ~センダンリョク~
せん断力(剪断力)とは、物体にズレが生じないように抵抗する力のこと。面の法線方向に働くのが、引張応力や圧縮応力、面上水平に働くのが、せん断応力です。
↓圧縮応力 ↑引張応力 →せん断応力
___________________面
◆隅肉溶接 ~スミニクヨウセツ~
鋼板同士を重ねたり、直角に配置して交わる2つの面のすみに施す溶着のことを隅肉溶接と呼びます。
◆3ヒンジラーメン
柱と梁で構成された1つの枠組みで、建物を形成する一番単純なパーツです。フレーム構造・骨組み構造とも言います。
◆シーリング材
空気や水が入らないようにすきまに充填(じゅうてん)する材料。また、水密性、池密性、気密性を維持する行為のことも指します。建物外部のサッシ取り付け部、外壁のすきま、コンクリートの継ぎ目などに使われ、部材の膨張や変形を吸収して互いに影響しないようにする目的もあります。
◆竣工図 ~シュンコウズ~
工事中に発生した設計変更などをもとに設計図を修正し、実際に竣工した建物を施工業者が正確に表した図面のことです。建物は事前の設計どおりに完成することは稀で、将来の修繕やリフォームの際には竣工図は大変重要な資料となってきますので大切に保管してください。
◆仕様書 ~シヨウショ~
工事を行うにあたり、設計図で表せない工事の仕様を文書、表、数値などで表したもので、施工者に指示する図書となります。材料の種類・規格・品質・性能・施工順序・方法・仕上げの程度が書かれます。仕様書は2種類あり、工事固有の仕様を記した特記仕様書と、工事一般の仕様の書かれた標準仕様書(共通仕様書)があります。特記仕様はその工事の為に特別に記した仕様書ですから、相互に食い違いがある場合は、標準よりも特記仕様書が優先されます。
◆最早開始時刻 ~EST~
ある結合点から作業を開始しようとする場合、最も早く開始できる時刻のことです。最早時刻にその作業の所要時間を加えたもの。*工事日数が複数ある場合は最大の日数となります。早くても、その日数の後からはじめなければなりません。
◆最遅開始時刻 ~LST~
ある結合点から作業を開始しようとする場合、最も遅く開始できる時刻のことです。全体の工期を守るために,必ず着手しなければならない時刻で、最遅終了時刻からその作業の所要時間を引いたもの。*経路が2つある場合は、最小値をとります。
◆最大余裕時間 ~TF/トータルフロート~
全体の工期に影響しない範囲で、作業がとりうる最大余裕時間です。作業を最早開始時刻ではじめて、後続する作業を最遅開始時刻ではじめる場合にできる余裕時間です。作業の余裕時間として、これ以上消費すると全体の工期が延びてしまう限度となる余裕時間の最大値をいいます。クリティカルパス上では余裕時間はありません。*TF=LST-EST+作業時間
◆三角測量 ~サンカクソクリョウ~
基準点測量の一つで、昔ながらの測量です。比較的、トランシットやトータルステーション等で測る箇所が少ないため精度が高いですが、建物の多い都市部では不向きな測量で、山岳地帯や水田、畑など広範囲が見渡せる所に使われます。三角形の辺と角度を測り、測量しにくい長さを求めることができます。巻尺が使えない長い距離、川を挟んだ長さ、山の高さなども、三角形を使って計算できます。三角形は形が三辺の長さで一つに決まります。四角形は四辺の長さを決めても、角度が動きます。
◆墨出し ~スミダシ~
仕上げ作業の基準線を墨でしるすことです。捨てコンクリート面、床スラブ、壁などにしるします。大工さんが墨つぼを用いて墨で表示することから「墨出し」と言われ、陸墨(ろくずみ)・心墨(しんずみ)・逃げ墨などがあります。
◆親杭横矢板工法 ~シンクイヨコヤイタコウホウ~
H形鋼などの親杭を一定間隔に打ち込んで、矢板を横にしてはめて土を止める山留のことです。止水性はありませんが、比較的硬い地盤でも施工可能であり、他の工法に比べて施工が容易で工費が比較的安いです。代表的な山留め工法は、親杭横矢板工法(水密性なし)・鋼矢板工法(水密性あり/水圧かかる)・ソイルセメント柱列工法(水密性あり/水圧かかる)と、3つあります。
◆ソイルセメント柱列工法 ~ソイルセメントレッチュウヤマドメコウホウ~
ソイル(土)とセメント、水を混合したものがソイルセメントです。この柱を並べて山留めにする工法です。ソイルセメントを注入しつつ、土を撹拌ソイルセメント壁を造成し、骨組みにH鋼を適当な間隔で挿入します。代表的な山留め工法は、親杭横矢板工法(水密性なし)・鋼矢板工法(水密性あり/水圧かかる)・ソイルセメント柱列工法(水密性あり/水圧かかる)と、3つあります。
◆水平切梁工法 ~スイヘイキリバリコウホウ~
土圧や水圧から山留めが壊れないように腹起しという横材を付け、切梁というツッパリ棒を水平に格子
状に組む支保工のことです。地盤条件や根切り深さ、敷地面積にあまり制限されない為、施工実績・信頼性の高い工法です。代表的な山留め支保工は、水平切梁工法(切梁を水平に架ける)・アイランド工法(建物を使う/中から外へ)・トレンチカット工法(建物を使う/外から中へ)・逆内工法(建物を使う/上から下へ)・地盤アンカー工法(アンカーを使う/錨を入れて引っ張る)の5種となります。
◆逆内工法 ~サカウチコウホウ~
建物の1階本設床を先きに構築して、上部階を引き続き建てると同時に地下階を掘りながら順次地下1階、地下2階と下に造っていく工法です。穴を掘ってからつくるのではなく、つくりながら穴を掘っていきます。つくった構造物は山留めの支保工に利用します。逆巻き工法ともいいます。切梁に比べて強固で、深い根切りや軟弱地盤でも安全性が高く、山留めの変形も小さく抑えられます。また支保工も節約でき、工期も短くてすみます。工事を下へと進めていくので、コンクリートの打ち継ぎなどの施工手順が難しいです。代表的な山留め支保工は、水平切梁工法(切梁を水平に架ける)・アイランド工法(建物を使う/中から外へ)・トレンチカット工法(建物を使う/外から中へ)・逆内工法(建物を使う/上から下へ)・地盤アンカー工法(アンカーを使う/錨を入れて引っ張る)の5種となります。
◆ジャンカ
「豆板」「あばた」「す」とも呼ばれ、コンクリートの打設時に空隙が残り、コンクリートが回らない部分が残ってしまった施工不良状態(コンクリートの欠陥)のこと。窓の下・階段の鼻先(段鼻)・柱や壁の角などの、生コンが回りにくい所にできやすく、水の少ない硬いモルタルを塗って補修します。
◆湿潤養生 ~シツジュンヨウジョウ~
蒸発によって生コン表面の急激な乾燥を防ぎ、収縮量の低減・硬化不良を起こさないようにするための方法。コンクリート打設後1日おいて、ある程度生コンが固まった後にホースで散水や噴霧して、ビニールシートやむしろをかぶせて水分が蒸発しないようにします。固まる前に散水すると、水が生コンに混じってしまいます。コンクリート打設時の天気は重要で、曇り・小雨・雨上がりなどが理想。直射日光は避けます。気温が4℃以下など真冬にコンクリートを打たなければならない時は、生コンの水が凍結しないように建物全体をシートで囲ってジェットヒーターで保温したりと、さまざまな処置が必要となります。
◆ストレッチアスファルトルーフィング(シート)
合成繊維にアスファルトを染み込ませた、伸縮性のあるシートです。伸縮することで、凸凹に対応できます。出隅、入り隅部、ドレーン(排水口)の周囲などにルーフィングの下に増し張りして、防水が切れにくいようにします。通常のアスファルトルーフィングのほかに、ストレッチアスファルトルーフィングを追加して張るので増し張りといわれます。 耐久性や強度に優れ、のびが大きく疲労に強いルーフィングです。下地とのなじみがよく、施工性がよいのが特徴です。

 

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