復興、五輪関連の道路開通で見通しを公表


東日本大震災後の復興事業が、急速な展開を見せています。
復興関連道路プロジェクトには、どんなものがあるのか?その開通見通しは?
日経コンストラクション2014年5月26日号のレポートです。
復興、五輪関連の道路開通で見通し公表
復興関連は異例のスピード開通、圖央道は用地取得がネック
国土交通省は4月25日、東日本大震災後の2011年11月に事業化した東北地方の復興道路や復興支援道路が、最速で17年度に開通する見通しとなったことを発表した。
 
太田昭宏国土交通大臣は同日の記者会見で、通常ならば事業化から開通まで平均14年かかる規模の道路で[異例のスピード開通]が実現するとして、復興の加速化をアピールした。国交省が震災後に事業化した復興道路などの開通見通しを発表したのは初めて。
◆復興関連道路プロジェクトの新たな開通見通し
岩手県三陸沿岸道路
・三陸縦貫自動車道/山田IC~宮古南IC 着工2013年 開通予定2017年
・三陸北縦貫道路/田老北IC(仮称)~岩泉龍泉洞IC 着工2012年 開通予定2017年
岩手県釜石花巻道路(東北横断自動車道釜石秋田線に並行)
・遠野住田IC~遠野IC 着工2013年 開通予定2018年
福島相馬福島道路(東北中央自動車道に並行)
・阿武隈東IC(仮称)~阿武隈IC(仮称) 着工2013年 開通予定2017年
・相馬IC~相馬西IC(仮称) 着工2012年 開通予定2018年
 
復興道路である三陸沿岸道路の中で、11年11月に事業化した区間のうち、延長14kmの山田インターチェンジ(IC)一宮古南IC間と同6kmの田老北IC一岩泉龍泉洞IC間が、それぞれ17年度に開通する見通しだ。着工時期と概算事業費は、管轄する東北地方整備局によると前者が13年6月で570億円、後者が13年3月で470億円となっている。
 
復興支援道路である釜石花巻道路の遠野住田IC一遠野TC間は延長11kmで、13年6月に着工し、18年度に開通する見通しとなった。概算事業費は310億円だ。
 
復興支援道路の相馬福島道路では、延長5kmの阿武隈東IC一阿武隈IC間が13年11月に着工して17年度に、同6kmの相馬IC-相馬西IC聞か13年2月に着工して18年度にそれぞれ開通する見通しだ。概算事業費は前者が150億円、後者が220億円。
◆圏央道南側区問も五輪までを目標
他方、五輪開催に向けたインフラ整備に注目が集まる首都圏についても、同省関東地方整備局が同日、管轄する道路事業の新たな開通見通しを公表した。
新規公表分は首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の3区間を含む10区間。常磐自動車道と東関東自動車道を接続する圏央道の神瘠IC-大栄ジャンクション(JCT)は今年度の開通見通し。
また同道の釜利谷JCT-戸塚ICと、「横浜湘南道路」と呼ばれる栄IC・JCT-藤沢ICは、いずれも「用地取得などが速やかに完了する場合」というただし書き付きで20年の開通見通し。概算事業費は前者が4300億円、後者が2140億円としている。
東京湾岸道路(国道357号)では、神奈川県内の本牧地区が15年度、東京港トンネル(山惻)が18年度の開通予定としている。同道の一部区間では、地盤改良の不具合による開通の延期も生じている。 (安藤剛)

 

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