無線LANをきちんと理解して使う


ブロードバンド環境が急速に充実する中、街のあちこちでノートPCやタブレットを使う人を見かけます。
そのインフラになるのが、無線LAN。
知っているのと知らないのでは大違いな無線LANのツボを、日経パソコン2014年6月23日号からご紹介しましょう。
無線LANをきちんと理解して使う
無線LANは新規格が登場しており、安全のためにも最新の規格を使用したい。今回は、無線LANの仕組みやルーターの設定方法を解説する。
無線LANは新しい規格が策定され、より高速により安全になってきている。利用環境を向上させるためにも、無線LANの仕組みを理解しておこう。
 
無線LANには「親機」と「子機」があり、機器が採用している規格によって最高速度などが異なってくる。
 
また新しい規格は、混雑していない周波数帯を使用するので、より安定した通信が可能だ。
 
使用中の機器が古ければ、快適な通信のために買い替えを検討してもいいだろう。
◆接続が遅いと感じたら
無線LANを使っていて、速度が遅いと感じるなら、実際にどのくらいの速度で接続されているか確認してみよう。前ページの表にある速度を確認し、最高速度よりも極端に遅いようなら、パソコンに内蔵されている無線LANの規格が古い場合や、環境の問題が考えられる。
 
まず、規格の調べ方だが、使用している機器の型番を確認し、Google検索などで型番を入力して検索する。規格が古かったなら、USB型の子機を取り付けるのは有効な手段だ。パソコンの買い替えなどの必要がなく、最新の規格で通信が可能になる。無線LAN機能を有しない一昔前のデスクトップパソコンなどに取り付けてもよいだろう。
 
新しい規格なのに通信速度が遅かったり、通信が突然切断したりするなら、親機の設置場所を確認してみよう。
 
無線LANは電波のため、壁や遮蔽物などに弱い。低い場所に設置すると、遮蔽物に邪魔されたり、反射したりしてしまって弱まってしまうことがある。まず、親機は高いところに置き、電波が安定するか確認してみよう。
 
2階などの遠い場所へは安定して電波が届かない場合がある。こうした状況に向く「中継機」と呼ばれる電波状況を改善する機器も登場している。
◆ルーターへ接続する
親機が古く、Wi-Fiルーターを買い替えた場合は、親機へ接続するための設定が必要だ。接続設定といっても、Windowsなど現在のパソコンやスマートフォンは、無線LANへの接続を前提にしているので、昔のように複雑な設定をしなくても大丈夫だ。
 
接続設定の最初のステップは、ルーターのSSIDと暗号化キーの確認だ。 SSIDは、ルーターへ接続するためのユーザー名、暗号化キーはパスワードと考えれば分かりやすい。これらはルータ一本体の底面や取扱説明書に記載がある。また、ルーターによっては表現方法が異なるので、取扱説明書などであらかじめ確認しておこう。
 
SSTDと暗号化キーを確認したら、Windowsにこれらの情報を登録する。Windows 8/8.1もWindows 7も手順はほぼ同様だ。
 
デスクトップの通知領域にあるネットワーク接続アイコンをクリックし、ルーターのSSIDを選択して、暗号化キーを設定すれば接続の作業は完了だ。
 
接続されると、ネットワークについての確認画面が表示される。これは、同じネットワーク上にある機器の検索をできるようにするか確認する画面だ。自宅なら有効でも問題ないが、それ以外の場所では無効にした方が安全だろう。
◆ルーターの設定を確認
Wi-Fiルーターの一通りの設定が終了したら、最適な設定を行ってより安全により快適に使えるようにしよう。まず設定を確認しておきたいのがSSIDと暗号化キーだ。これらは初期状態のままだと分かりづらい文字列のため、集合住宅などで周囲にアンテナが多いようならば変更してもよい。
 
2.4GHz帯を使用するSSIDは「MyRooter2.4GHz」、5GHz帯のSSIDは「MyRooter5GHz」のように、名前に周波数帯を入れておくと新しい機器をつなぐ際に分かりやすい。なお、SSIDを変更すると、子機側は再度設定が必要になるので注意しておこう。
 
暗号化キーも変更可能だが、簡単な数字の羅列などにするよりは、本体に記載された最初のものを使う方が無難だ。
 
無線LANは無線でデータをやり取りするため、データの傍受やネットワークへの侵入などのセキュリティの問題が付きまとう。これらの問題への対策として、データが暗号化されている。
 
無線LANでは、できるだけ最新の暗号化方式でやり取りするのが望ましい。現在の設定がどうなっているか、必ず確認しておこう。ただし、古い端末やゲーム機など、最新の規格に対応していない機器をつなぐには、古い暗号化方式を使う必要があるので、子機の規格は必ず確認しておこう。

 

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